モテる男は汗をかくをすでに読んでいるあなたは「モテる男は汗をかかない」と「モテる男は汗をかく」が矛盾していると感じたはずです。

しかしこれは矛盾ではありません。

モテる男は汗をかく、の項目で解説した通り、非モテ男子はまず汗をかかなければなりません。

今まで汗をかかないように、なるべく運動しないように、そしてなるべく涼しいところで生活してきた非モテ男子の謎の汗臭は、汗をかくことでしか改善できません。

たくさん汗をかいて、澱んでいた汗腺をリフレッシュして、アンモニア臭が弱い汗をかくように体質改善しなければならないのです。

そうしてしっかりと汗をかく生活を続けながらも、「女性の前では」汗をかかないという事を心がけなければならないという事なのです。

これが「モテる男は汗をかかない」の真理です。

女性と一緒にいるときには、自分が涼しくなるため、また女性を快適な気持ちにさせてあげるためになるべく涼しいところに連れて行ってあげなければなりませんし、飲み会や合コン、オフ会などで汗をかきまくりながらはーはーふーふー喋っているようではいけないのです。

非モテ男子は、飲み会や合コン・オフ会などでもなるべく熱いメニューは注文しないようにし、冷たいヘルシーなメニューを注文して、汗をかかないように気をつけるべきです。

当然、お酒を飲み過ぎると汗が出ますから、お酒ばかり注文するのではなく、ソフトドリンクやウーロン茶などを注文しながら時々はお酒も注文するという様なスタイルで、汗をかかないように気をつけるべきです。

それでもどうしても汗をかいてしまいそうなら、最初からしっかりとハンカチを持参しておきましょう。

モテ男は、女性の前では不必要には動かず、無意識に汗だくになるのを避けています。

女性を喜ばせるためには動きますが、それも必要最小限の動きにして「動きの効率化」を無意識に成し遂げているのです。

あなたも、なるべく早めに「汗をかく」というステージをクリアして、女性の前では汗をかかないようなモテ男になれるように努力しましょう。

女性とキスをする時にあなたが汗だくだったら、女性としては心からあなたの事を気持ち悪いと思うはずです。

女性にとってキスはロマンチックな映画のワンシーン。

汗だくではぁはぁふぅふぅしている男性とのキスなんて有り得ません。

また、セックスの時に汗をかくのはかなり大きな問題です。

男性であれば、騎乗位の時に女性の汗がぽたぽた雨のように降り注いでも問題ないしむしろ興奮するというタイプもいるかもしれませんが、女性の場合はほぼそれはありません。

相手が本当に好きな男性であっても、正常位で上にいる男性の額からぽたぽたぽたぽた汗がしたたってくる状況では、ロマンスの欠片もないので女性の心は萎えてしまいます。

これを防ぐには、マラソンや水泳などの「有酸素運動」を繰り返す事によって長時間の腰振り運動や腕立て状態に耐えうる筋肉と持久力を身につけなければなりません。

そして無駄な皮下脂肪や内臓脂肪を減らさないと汗の量はなかなか減りません。

これはなぜかというと、脂肪が分厚い状態だと、体内の熱が体外に自然放散される率が下がるからです。

分厚い脂肪は、分厚いコートを着ている状況と似ています。

コートを着ていると、体温がコートの中にとどまって保温されますよね。

だからこそ暖かいのです。

脂肪はこれと同じ効果を体に及ぼします。

分厚い脂肪に邪魔されて体内温度が下がりにくくなっているため、体は発汗を激しくさせて体温を下げようとするわけです。

これが、肥満体型の人が汗をかきやすい理由の一つです。

つまり、汗をかかないモテる男になるには、「汗をかかないようにするために、汗をかく運動をたくさん行って持久力を高めつつ、筋量アップと脂肪量ダウンを図って体内熱の自然放散効率を高める」という事が必要になるのです。

あなたがちょっと暑いなぁと思っている時は、女性もかなり暑さを感じている可能性が高いです。

そのような時はすぐに女性に対して気配りをして、涼しい場所に入ってあげるとか、歩いたり行動するのをやめて休憩をとってあげるというような事ができるようになればモテ男に近づきます。

それと同時に、常に気温に気を配って、自分自身が汗をかかないように注意して行動しなければなりません。

例えば夏の暑い日に、あなたはデートの待ち合わせ場所に向かわなければならない状況にあるとしましょう。

この時に「徒歩」（電車・自転車等含む）で行くのが非モテ男子です。

モテ男は普通にタクシーを使います。

なぜかというと、暑いからです。

「暑いのめんどくせぇ」からですね。

「あちい、めんどくせぇ、しゃーねーからタクろーかな」です。

そしてそんなタイプのチャラい男性がモテるという現実から目を背けてはいけません。

確かにタクシーを使うと少しお金がかかります。

でしたらせめて待ち合わせ場所までいくルートの半分までは電車で行って、途中の駅で降りてそこからタクシーを使って待ち合わせの場所まで行きましょう。

タクシーに乗っている間にタクシー内で上半身半裸になって、ハンカチや制汗シート・デオドラントシートなどで体を拭いた上で、しっかりと体をクールダウンさせてから待ち合わせ場所に颯爽と登場しましょう。

お金を使うべき時はしっかり使い、節約すべき時はしっかり節約すれば、クールで涼しげなモテ男を演出する事はできます。

どうしてもお金がないのなら、待ち合わせ時間の１時間前に待ち合わせ場所に到着しておいて、近くの喫茶店に入って汗を拭き、体をクールダウンさせておくという「手間」と「時間」をかけましょう。

モテるにはこのようなちょっとした気配りが重要なのです。

女性だって、いきなりあなたが汗だくで登場するよりは涼しげな印象で登場したほうが嬉しいものです。

汗だくな男性は、見ているだけで自分も暑く感じてしまいます。

モテる男になるために、女性に見えないところでしっかりと運動して汗をかき、女性と会う時には汗をかかないクールな男性を演じるように心がけましょう。